礼服・喪服のクリーニング情報まとめ!料金相場や頻度・タイミングを徹底解説!

冠婚葬祭の儀式典礼の際に着用する礼服、冠婚葬祭の中でも葬儀や法事などに参加する際に着用する喪服は、日常的に着用するスーツに比べて着用するタイミングがランダムであり管理に困ることと思います。

このページでは礼服・喪服の料金相場やクリーニングに出す頻度・タイミングをまとめました。

中々着る機会はないけど必ず1着は持っていないといけない礼服・喪服だからこそ、キチンとクリーニングをしてお手入れすることをおすすめします。

礼服・喪服のクリーニング代はいくら?相場価格

礼服・喪服の平均的なクリーニング代は大手店舗型クリーニングチェーンであればジャケット最安値が700円台です。

宅配クリーニングに特化しているクリーニング屋では最安値がジャケット900円程度。

また点数パックを導入している宅配クリーニングもあります。点数制を利用するのであればジャケット、コート、ドレスなどクリーニング代金が高い物をまとめるとコスパ良く利用できます。

各社のアイテム比較は以下の通りです。

チェーン店舗型クリーニング

白洋舎

上下:1,900円~

三揃い:2,570円~

上着:1,230円~

ズボン:670円~

ポニークリーニング

上着:700円~

ズボン:670円~

ホワイト急便(東京)

礼服上:900円~

礼服下:630円~

うさちゃんクリーニング(東京)

礼服上:891円~

礼服下:550円~

クリーニングスワローチェーン

上着:740円~

ズボン:550円~

宅配専門クリーニング店

リネット

 

上下:1,600円~

上着:950円~

ズボン:660円~

リナビス

(リナビスは点数制なので、スーツ×5でも、ワイシャツ×5でも同じ料金です。)

5点コース:8,550円

10点コース:11,700円

20点コース:19,800円

キレイナ

 

礼服上:900円~

上下:6,000円~

上着:4,000円~

ズボン:2,800円~

ネクシー

 

礼服上:900円~

礼服下:690円~

せんたく便

(せんたく便は点数制なので、スーツ×5でも、ワイシャツ×5でも同じ料金です。)

5点コース:5,980円

10点コース:7,980円

礼服・喪服のクリーニング代が高い理由

礼服・喪服はスーツと同等、お店に寄っては礼服・喪服用のクリーニング料金になることもあります。

礼服・喪服のクリーニング代が高くなる理由としては、礼服・喪服が

  • ウールなどの光沢を抑える素材できている
  • 黒くて無地

といった特性を持っているからです。

そのため通常の衣類に比べて「テカリが出ないような洗濯」「形が崩れないよう丁寧にアイロンを掛けること」「衣類に合った特別な洗剤を使う必要性があること」など、丁寧にクリーニングを行う必要があるため料金は他の衣類に比べて高くなってしまいます。

礼服・喪服をクリーニングに出すタイミング

ベストなのは1回着るごとにクリーニングに出すこと

礼服・喪服をクリーニングに出すタイミングですが、できれば毎回の着用時にクリーニングに出すことをおすすめします。

他のスーツなどの衣類にも同じことが言えますが、服というのは1回の着用で思った以上のダメージ・汚れを受ける物です。

  • ホコリ
  • 汗・皮脂汚れ
  • 線香のケムリや臭い
  • タバコ線香のケムリや臭い

など、衣類によるダメージがシミや黄ばみに繋がることになります。

また、残った汚れがカビや虫の温床になって穴が開く可能性もあります。

末永く礼服や喪服を使うためにも、毎回着用するたびにクリーニングすることをおすすめします。

「着る前にクリーニングすればいい」という考えはNG

滅多に着ない冠婚葬祭用のスーツですし、イベント終了後は疲れているため、クリーニングを後回しにしたい気持ちは分かります。

しかし、前述の通り、礼服・喪服は思った以上に汚れやすく、放置していると着られなくなるくらいボロボロになってしまう可能性があります。

礼服・喪服は着てすぐにクリーニングに出すべきです。(イベントが重なってしまった場合はすべてのイベントが完了直後でも良いです)

礼服・喪服のクリーニングにかかる日数

礼服・喪服のクリーニングはスーツと同じくらいの日数がかかります。店舗型のクリーニング店であれば即日~3日程度オプションを付けたら1週間程度になります。

宅配クリーニングの場合、集荷や発送の時間が掛かるので2日から1週間程度掛かります。集荷だけであれば即日対応の宅配クリーニングも多くありますが、返送を考えると店舗型のお店よりも少し時間が掛かります。

「大急ぎで喪服・礼服をクリーニングしたい」のであれば店舗型クリーニング、「お店まで運ぶのが面倒」「返送まで多少時間が掛かってもいいから楽をしたい」のであれば宅配クリーニング、とニーズに合わせて使い分けましょう。

礼服・喪服のクリーニングのおすすめオプション

通常のクリーニングでも十分キレイになりますが、礼服・喪服をよりキレイにして長持ちさせたいのであれば、オプションを付けるのもアリです。

防菌・防カビ加工

制菌加工とは、繊維に付着した菌の増殖を防ぐ技術のことです。臭いの原因となる菌や人体に有害な菌の繁殖を抑えて、製品の衛生面を高く維持することを目的としています。

一方、防カビ加工は読んで字のごとし、特定のカビの生育を抑制することを言います。

これにより、通常のクリーニングより衣類を清潔に保つことができます。

防虫加工

防虫加工は、害虫による食害を防ぐ方法としては、衣類を虫干しや、ナフタリン、樟脳、パラジクロロベンゼンなどの昇華性のある防虫剤と一緒に保存する方法や繊維自体に虫がつきにくい加工をする方法です。

防虫加工を行えば、保管中の虫食いからスーツを守ってくれます。

汗抜き加工

汗抜き加工とは、字のとおり 汗の汚れを落とす加工です。落ちにくい汗や皮脂が残っている衣料の汚れをきれいに落とします。

花粉付着防止加工

花粉が生地表面に付着しにくく、付着しても軽くたたけば脱落するような加工です。

花粉症をお持ちの方は快適に過ごせるようになるのでやることをおすすめします。

礼服・喪服クリーニングの注意点

礼服・喪服をクリーニングに出す際の注意点をまとめました。

高価な礼服・喪服は高級(ハイクラス)クリーニングに依頼をする

前述でもお伝えした通り、礼服・喪服は他の衣類に比べて細かい洗い方が必要であり、他の衣類に比べてコース選びが必要になります。

高価なドレスなど向けの高級(ハイクラス)クリーニングへ依頼する、またはプレミアムオプション(お店に寄って名前が違う)などの追加サービスを利用すると良いでしょう。

また、ちゃんとしたクリーニング屋であれば間違うことはないと思いますが、念のため礼服・喪服であることを明記したメモ紙を衣類に挟んでおくと、スタッフがスーツと取り違えるリスクを最小限にすることができます。

汚れを確認する

前述でご説明した通り、礼服・喪服は着用すると様々な汚れができます。クリーニングに出す前に目立つ食べこぼしや汗のシミ、その他黄ばみなどがあるかチェックしておきましょう。

もし見つかれば、その部分にメモや付箋など、スタッフに伝わるようにしておきましょう。そうすることでその部分を重点的に洗ってもらえる可能性がアップします。

ポケットを空にする

礼服・喪服に限らず衣類をクリーニングに出すのであれば事前にポケットの中を確認しましょう。

貴重品の紛失リスクを下げることはもちろんのこと、小銭やカギなどの硬いものがポケットの中に残っていると礼服・喪服を傷つける原因にもなりかねません。

また、レシートやティッシュなどの紙類は、一緒に洗濯してしまうと衣服に付着する可能性があります。

礼服・喪服クリーニングの保管方法

クリーニング屋のビニールカバーを外す

衣類をクリーニングに出すと返却時のビニールカバーがされています。礼服・喪服に限らずなるべく早く外した方が良いです。

ビニールカバーを被せたままだと、湿気を閉じ込めてカビの発生しやすい環境を作ってしまいます。

もしホコリを避けたいのであれば、通気性が良い不織布のカバーを取り付けると良いです。

ハンガーにつるす

着用が終わった、クリーニングから返って来た礼服・喪服はハンガーに掛けましょう。ハンガーに掛けることで形崩れを防ぎ、ヨレを防ぎ、衣類の重みを分散してくれます。

ブラッシングをしよう

不織布のカバーをしていないのであれば、ホコリを落とすために定期的にブラッシングをしましょう。

礼服・喪服におすすめの宅配クリーニング

「近くにクリーニング屋さんがない」
「重い服を持ってお店まで行くのがキツイ」
「高級衣類をチェーンクリーニング店に預けるのが不安」

というのであれば、宅配クリーニングの活用をおすすめします。

宅配クリーニングは自宅にいながら集荷してもらう、または近くのコンビニに持ち込むだけでクリーニングできるサービスです。

これにより、開店時間に自分で持ち込まないといけないストレスから解放する子音ができます。

以下、礼服・喪服にピッタリな宅配クリーニング店です。

定期利用・普段着のクリーニングなら「リネット」

宅配クリーニングの中でもかなりおすすめなのがリネットになります。

ワイシャツが1着290円と決して店舗型のクリーニングと比較しても高くはなく、月390円を払うことでなれるプレミアム会員では最短2日で衣類を仕上げてくれます。

価格が安く・配達速度も速く・品質も良い、と洗濯するのも一苦労な多忙なビジネスマンや育児に追われるママさんにも好評です。

しかも料金は往復込みの価格なので時間の節約なども考えると、店舗クリーニングよりもコスパが良いのは明白です。

私の場合は毎週

  • ワイシャツ5枚(1着290円×5=1,450円)
  • スーツ上2着(1着950円×2=1,900円)
  • スーツ下2着(1着660円×2=1,320円)

という感じでクリーニングに出しています。(冬場は汗をあまりかかないからスーツの枚数が減りますが・・・・)

宅配でこれだけ便利なのに4,670円で済むので助かっていますし、また毛玉を取り除いてくれたりリファイン加工などのオプションも無料なので大変重宝しています。

初回は50%OFFで利用できますので、「洗濯をするのに疲れた」という人は試してみてはいかがでしょう。

コートやブランド品は「リナビス」がオススメ

普段から着る服は「リネット」の方が料金的にお得ですが、冬物などのシーズン限定物やブランド品は「リナビス」をオススメします。

リナビスでは、地域密着の職人が細かい手作業で行うクリーニング宅配の要素が合わさったサービスを提供しています。

20年以上のキャリアを誇る職人たちが「おせっかい」と言われるくらいキメ細かいクリーニングを提供してくれます。「人の顔が見えないから不安」という宅配クリーニングに関する悩みを払拭してくれること間違いなしです。

そのキメ細かい仕事の様子は東京テレビ2018年6月7日の「カンブリア宮殿」にも取り上げられ、頼んでもいないのに、預かった衣類の気になる箇所を修繕して、一番いい状態に戻してくれる。

「ほつれ修繕無料」「シミ抜き無料」「ボタンの取り付け無料」など、かゆいところにまで手が届く“おせっかいクリーニング”と称されていました。

 

リナビスの料金は点数制でどれでも10点預けて10,800円というような形を取っています。そのためワイシャツやTシャツなどの普段着を定期的に出す分には割高になります。

ですが「高いブランド品や衣替えでコートなどをクリニーングに出しまくりたい」という人には割安利用が可能ででしかもベテラン職人ばかりなので安心して預けることができます。

 

またリナビスでは「最大6ヶ月の長期保管」が無料で利用することができます。衣替えの場合であれば冬物や春物などの1シーズン限定のコートをクリーニングに出したついでに預かってもらえば、置き場所を圧迫しないで済みます。

職人による高品質なクリーニングを是非体験して欲しいところです。

お気に入りの服を安心して任せられる「キレイナ」

宅配クリーニングというと、「本当に安心なの?」「適当になって帰ってくるんじゃないの?」という心配があると思います。キレイナではそんな不安を吹き飛ばすようなハイクオリティなクリーニングを行っています。

  • 元々ウェディングドレスや 歌劇団の舞台衣装のクリーニング・メンテナンスを行っていたプロ集団
  • 女性ならではの細やかな気遣い、丁寧な仕事は、同性の女性からも評価されるほど
  • しみや黄ばの除去はもちろん、にじみやカビ、色褪せた色の修正技術を持っています

値段という意味では、後述するリネットには負けるものの、ブランド品のカットソーやスカート、ポンチョ、ジャケットやパーティドレスやウェディングドレスなどもOKなハイクオリティなクリーニングは業界最候補と言っても過言ではありません。

ぜひ大事な衣類をキレイナに任せてみてはいかがでしょう?

\最高品質!オーダーメイドクリーニング/

まとめ

礼服・喪服のクリーニング事情をまとめました。

金額は上下合わせたら2,000円いかないくらいが相場で、着用が終わったらすぐにクリーニングに出し、最適な状態で次の着用まで保管をしましょう。

適当に保管をしていて「いざ着るぞ!」ってなったときに着られない状態になっていては目も当てられません。

汚れたまま保管して買い直すことになるくらいならば、クリーニング代を払う価値は十分にあると思います。

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